放浪の家政婦さんが面白い！
小池田マヤさんが描く
『家政婦シリーズ』1巻
『放浪の家政婦さん』
放浪と書いて
『さすらい』と読みます。
表紙がダイナミックに
フライパン煽ってる家政婦さん
その家政婦さんこそ
掃除、料理、庭木の手入れまで
なんでもござれの
スーパー家政婦
小田切里
身長185㎝の女性ですが、
長身なので男に間違えられ、
美人ではないのに
なぜかめっちゃモテる
そんな彼女が大活躍する
このシリーズ
今回は
放浪の家政婦さんのあらすじをネタバレ！
ジャンルは何？
この事について、
お話してこうと思います
放浪の家政婦さんのあらすじをネタバレ！
『放浪の家政婦さん』に
収録されてるのは三話です。
『タヌキの里』
『日用の糧』
『The分限者』
このあらすじをざっくりと
ネタバレしていこうと思います
タヌキの里
研究者を父に持つ中三の幸子
父子家庭で留守がちな父が
頼んで派遣された里
お互いの第一印象は
ほぼほぼ最悪
な感じですが、
ある日父の書斎に泥棒に
入られた時から関係が変わり始め…
受験を控え彼氏とも微妙な関係
強引に関係を進めようとする
彼氏とのひと悶着後
里と観たテレビには父が出ていて
狸の集落についての話
をしていました。
孤高でいることを選ぶ狸もいる
ということを聞いて涙があふれた二人
暗い部屋で一緒に泣くところで
一話は終わります。
日用の糧
里が派遣されたのは、
大学時代の恩師の家
恩師は既に亡くなっていて
今は息子夫婦が住んでいます
一周忌までの家の事
を引き受けた里。
夫と昔関係があった
的な事を言う里に
奥さんはストレスが溜まりまくり
恥をかかそうと急に客を呼んでも
あっさりとこなされる
自分の料理は食べないのに
里の料理は食べる旦那に
とうとうこらえきれなくなり、
『お願い、欲しい物は全部あげるから。とらないで』
と涙ながらに懇願し、
里の目的となぜ里のご飯は食べるのか
が判明します。
今回の仕事を受けた里の目的は
恩師の形見である煙管
一度はくれると言ったらしいが
いつか息子が吸うかもだからと
結局くれなかったらしい。
それを受け取り恩師を想いながら
里は恩師の家を去ったのでした。
The分限者
急に里の元に届いた
『今年ノ盆ハ戻ッテクルコト』
『祭リニ太鼓ヲ打タセタイ』
本家の当主であり
里の母方の曾祖母からの電報で
地元にも戻った里
しかし、曾祖母は亡くなっていて
顔を見た第一声
「あ、本当の大婆だ
くたばりそうにないババアだったのに
死ぬときは死ぬもんだね」
病死ではなく殺人を
疑われる中そのセリフ…
里が贈った金平糖の毒が入っていたと
唯一の女いとこの由美が
「それが大婆の好物だって知ってたの私と里だけ」
と気まぐれが原因で容疑者に
他の親戚とひと悶着ありながらも
迎えた通夜の日
「呼び太鼓打たしてくるっつもりやったと？」
「そしたら何で死んだと！？」
と里の目にも涙が…
通夜で発表された遺言に
『今回の事は狂言である』
とあり、里が殺害の容疑を一切否定しなければ
分限があるとみなし財産の一部を分与する
とありました。
金平糖に毒うんぬんも嘘で
里の分限があるかを見極めるための
芝居だったのでした。
金平糖は男しか叩くことを許されない
太鼓をたたくことができた里
やぐらの下では由美が
『あばよババア！』
と空に向かって
キスを投げるのでした。
三話ともスーパー家政婦里の
痛快で面白い話でした。
なんだか最後は
胸がスカッとする
内容だったと思います。
七葵(なつき)シリアスなところはグッとシリアスでコメディなところはグッとコメディだったよね
うさうさそこがまた面白くて、読みだしたら止まらないのよね
シリアスな部分もあり
コメディもあり
なんだか恋愛もアリ
これ一体何のジャンル？
最近多いジャンルかもしれないです
ジャンルは何？
別に何かアクションがあるわけでもなく、
ゆるっとギャグコメディでもなく
恋愛要素も普通にある
ジャンル分けがちょっと難しい
のかもしれません。
あえて分けるとしたらたぶん
『ヒューマンドラマ』
だと思います。
1巻にはありませんでしたが、
2巻からはお料理レシピがつき
グッとお料理漫画らしく…
出てくるご飯がおいしそうで、
お腹減る漫画になってきます。
1巻でもいくつか出てきて、
茹で卵が入ったコロッケ
カボチャのあべかわ餅
どこか懐かしい料理が
出てきてました。
里の売りは『料理上手』ですから
大学は家政科だったそうです。
家政科でも『食物コース』だったと
思われます。
料理漫画でもありますが、
恋愛要素もそれなりにあります。
里にとって恋愛の相手は
男女どっちでもいいみたいです。
さっぱりした男勝りな性格
というのがあるとは思いますが。
でも別にそこがこの漫画の主軸
というわけでもないあたり
恋愛漫画
でくくるのも違和感があります。
一応ヒューマンドラマも最近は
幅が広くなってきたみたいで
ライン漫画ではドラマ化した
『逃げるは恥だが役に立つ』
『今からここは倫理です』
などもヒューマンドラマにくくられてました。
伝記ものや育児漫画なんかも
このジャンルにくくられてるようです。
七葵(なつき)いざ分けようと思うと難しいのってあるよね。コスメ系と料理系は特に
うさうさ細かく分ける分にはともかく、大雑把に分けるとなると難しいのよね
最近テーマがいくつかある漫画も多く
ジャンルで分けようと思うと
ヒューマンドラマの定義も広く
なっていってしまったのかも
しれません。
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放浪の家政婦さんまとめ
後々判明しますが
実はSランク家政婦の里さん
いわゆる凄腕
本物のスーパー家政婦さん
だったわけですが、
どこに行っても
どんな内容の依頼でも
痛快愉快な話ばかり
実に胸がスカッとします。
気分が塞ぎがちな時とか、
雨続きの季節とか読みたい
令和になった今も里は
『令和の家政婦さん』で
大活躍です！
家政婦シリーズおススメです！
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