gasshowが作られた理由や歌詞の意味は?すずめの戸締りと関係が…

gasshowとは?

ショート動画等のBGMとして
最近よく聞きチャートが上がった

『gasshow』

リリースは2013年なのですが、
ここ最近YouTubeのショート動画や
MADのBGMなどでも多く見かけるため

再び注目されています!

何回も聞いているうちに
歌詞を少し覚えたという方も
いるかもしれません。
再注目されている理由のひとつとして

鬼滅の刃のMAD

で使用され、
クレジットにも明記してあったこと
曲とMADがあまりにもマッチしていて
かなりクオリティーの高いMADだったらしい
ということがあるようです。

意外とよく検索されているのは
大ヒットした長編アニメーション映画

『すずめの戸締り』

挿入歌か何かでだったんじゃないか?
という話も出ていてるそうですが
本当にそうなのか?

今回は今再注目されている『gasshow』の

作られた理由
歌詞の意味は?
すすめの戸締りと関係が…

この事についてお話していこうと思います

gasshowが作られた理由や歌詞の意味は?

まずはこの曲が作られた理由について
お話していこうと思います

gasshowが作られた理由は?

gasshowが作られた理由や歌詞の意味は?すずめの戸締りと関係が…6

gasshowはそもそもi野田洋次郎さんが
ソロ活動時の名義である

illionの名義で制作した曲です

作詞作曲もillionの名義になっています。
野田洋次郎さんが2年間考えて書き上げた曲で

2011年の東日本大震災

の被災地支援の為に作られた曲です。
収益は全額被災地支援金として寄付
被災地支援はもちろんのこと

被災された人やその家族、支援スタッフの励ましの歌

として制作されました。
曲のタイトルである『gasshow』の語源も

ガスショベル

というショベルカーからきていて、
そのガスショベルががれきの撤去や救助のさいに
使用されたことからきています。

七葵(なつき)七葵(なつき)

小さい子はあんまピンとこないかもだけど、歌詞を聞きえば聞くほど思い出す映像があるなぁ

うさうさうさうさ

でも風化させないように、強いメッセージがこの歌には確かにあるの

少し古めかしいというか
歌詞にに古文が使用されているこの歌ですが

歌詞の意味は…?

歌詞の意味は?

gasshowが作られた理由や歌詞の意味は?すずめの戸締りと関係が…

歌詞の全文は著作権等の関係により
掲載は出来ないので
意味もざっくり行こうと思います。
歌詞を追いながら聞いた感じでは

2部構成

時系列的にはそんな感じをうけました。
歌いだしの

猛た波が喰らふ

は津波が人や建物などそれこそ思い出さえも
食らっていったという歌いだしです。
歌詞に八百万という言葉がでてきますが、

これは八百万の神々

本当に八百万いるわけではなく
沢山という意味合いです。
助けて欲しいと叫ぶように祈ったけれど

海にはその願いさえ聞く鼓膜もない

どこまでも続く海のどこかで今もその声がこだましている。
という歌いだしから始まります。
その後の歌詞にはいろんな解釈がありますが、
個人的なイメージは

帰る場所だったいつもの場所
非難する場所を指さす細い指先

みたいな意味を感じました。
沢山の思いで積み上げてきた今日にいたるまでが
嘘になってしまうなら真実もいらない
怒りもしないで泣きもしないでそれでも痛む心や身体

何もなくなった場所に何をすれば再び光は灯るのか

そう訴えかける
地震発生から余震がまだ起こる中
何もなくなった地に立ちすくむところまでが1部

あなたと出会えたから今の私がいる
もう何もなくなってしまったけど大事にする
君の御霊と引き換えに得たこの身体は
君の形見として大事に守り通す。

はじめてだよ
この言葉がもう跡形もなくなった君に
声を振るわせながら届けばいいと願うのは

未来を感じさせるところが2部

意味としては大体こんな感じだと思います。
解釈は人によっていろいろとあり、
これが正解というわけでもないと思います。
あくまで個人的に曲を聞き歌詞を見て

前後の文脈などからの推測

した解釈です。
前述したとおりざっくりなので他にもいろんな解釈があると思います。

七葵(なつき)七葵(なつき)

その人なりの解釈がいろいろあって、作者さんが明言しない限り正解ってないと思うんだよね

うさうさうさうさ

歌詞は詩と一緒だから、いろんな解釈があると思うの

冒頭で触れた

『すずめの戸締り』

新海誠監督の映画ですが
本当にこの楽曲が使用されていたのでしょうか?

すずめの戸締りと関係が…

gasshowが作られた理由や歌詞の意味は?すずめの戸締りと関係が…4

結論から言えば

『gasshow』は使用されていません

挿入歌としても使用されていないのは確かです。
ただ『すずめの戸締り』の楽曲は
車で流れていた名曲系以外は

野田洋次郎さんが制作

しているのもあり、
どこかリンクしているというか
使用されているのではないかと思ってしまう
のかもしれません。
ここからは少し映画のネタバレになりますが

鈴芽ちゃんは岩手県出身

終盤かつて住んでた家
今はもう基礎しか残っていないところへと
草太さんを救うべく里帰りするというシーンがあるので

歌詞と内容が奇跡的にマッチ

そこに野田洋次郎さんの楽曲で
同じエッセンス的なものを感じたんだと思います
そのためかMADもあり

歌詞と内容がまた絶妙にマッチして

何も違和感がない感じに…
予備知識ゼロで見てしまうとそう思ってしまいそうな
東日本大地震の被災地を映画のクライマックスに持って来た
というのも大きいと思います。

七葵(なつき)七葵(なつき)

なんていうか合いすぎて逆にない方が不思議な気もするけど、なんというか楽曲自体の個性が一緒なんだろうね

うさうさうさうさ

映画の内容上めちゃくちゃ合うシーンがあったのは確かなんだよね。MADあるの納得の楽曲だよね

使用されてないのは確かなのですが

似たものを感じる

のは確かかもしれません。


gasshowまとめ

gasshowが作られた理由や歌詞の意味は?すずめの戸締りと関係が….jpg3

初めて聞いたのはまさに
ショート動画でサビの一部分
本当にさわりといっても差し支えない
フレーズだけだったのですが、
心をわしづかみされるような

何とも心惹かれる歌詞とメロディー

でとても印象に残りました。
タイトルがガスショベルからきているのは驚きました。
歌詞の感じから

『合掌』

だと思っていて。
もしかしたらそんな意味合いもあるのかもしれませんが。

歌詞は確かに津波を表現していて
古文を多く使い意味が難しい部分もあり
少し怖い感じがしてしまうかもしれませんが

強いメッセージ性

があると思います。
歌詞の意味も是非考えてみて欲しいです。
再ブレイクしたこの楽曲は
MADや歌詞の意味を同時掲載した動画などもあるので
動画を見た後だと感じ方も違うかもしれません。

『gasshow』今後も注目です!