ゴーストハントの小説が怖い!感想ネタバレ!悪霊シリーズと違いが?2

ゴーストハントの小説が怖い!

小野不由美さんによる
ホラー小説

『ゴーストハント』

渋谷にオフィスを構える
超常現象専門の調査会社

『渋谷サイキックリサーチ』

とある事情により
そこでバイトすることになった
普通の女子高生

谷山麻衣(16)

自分の通う学校の旧校舎の怪談に始まり、
数々の心霊事件に関わることに。
その心霊事件が

めっちゃ怖い!

ですが、人気作で
かつては『なかよし』
で漫画が連載されてました。
今回はゴーストハントの

感想ネタバレ
悪霊シリーズとの違いが?

この事について
お話していこうと思います

ゴーストハントの小説の感想ネタバレ!

ゴーストハントの小説が怖い!感想ネタバレ!悪霊シリーズと違いが?

ゴーストハントは基本的に
『渋谷サイキックリサーチ』に
依頼された心霊事件を
科学的に解明するという
ミステリ的な側面もある小説です。

ただ、科学で解明できないこともある

ということがフツーに出てきて、
流石小野不由美さんというか、

心霊現象がハンパなく怖い

最初から感じるあの何とも言えない
不気味にも感じる静かな始まり
段々と怖さが増してくる中盤

終盤で怖いシーンの連続

角川文庫にて文庫化し
かつて『なかよし』の読者で
連載をリアルタイムで読んでいて
懐かしさに手に取ったのですが、

小説の方が怖かったです

怖いなら何で最後まで読んだのか
と思われると思いますが、
主人公の谷山麻衣の一人称で

口語文体で読みやすい

テンポよく読み進められ、
個性的な霊能者との面々との
軽快な掛け合いなんかも面白く、

読者をひきこんで離さない

そういう魅力が詰まっていて、
ページをめくる手が止まらない
時間を忘れて没頭してしまいます。
なにより

リアリティーにあふれる表現

がより怖さの輪郭をはっきりとさせ
空気の異様さや音やにおいまで
感じとれてしまいそうな

そこがさらに読者の怖さを加速させてます

ホラーは思わずリアルに想像したら
普通に背筋凍るので。
思い出すだけで背筋寒いです。

七葵(なつき)七葵(なつき)

いやもうマジ怖かったって、でもページめくる手はとまらないんだよね

うさうさうさうさ

怖いけどラストが気になって、中途半端な方が余計怖い気もするのよね

小説も漫画も

『ゴーストハント』

と銘打ってありますけど、
もともとは違うタイトルだったとか?

悪霊シリーズとの違いが?

ゴーストハントの小説が怖い!感想ネタバレ!悪霊シリーズと違いが?3

もともとゴーストハントは

『悪霊シリーズ』

という名前の小説だったそうです
今でいう『ケータイ小説』のような
ライトノベルの側面が強かったとか

今はもう手に入らない

と言われています。
その悪霊シリーズを

大幅に加筆修正した

のがゴーストハントだそうです。
ストーリーにも微妙な違いがあるそうですが

大筋はほとんど一緒

ただ加筆修正の段階で
ストーリーや登場人物たちの
背景がはっきりし、
ページ数も格段に増え

緻密さが増したそうです

緻密さが増したということは
おそらく怖さも増しているのでしょう。

確かに漫画版であったセリフがなかったり、
逆になかったセリフがあったりと
微妙な違いがありますが、

内容はほとんど一緒

でした。

七葵(なつき)七葵(なつき)

まあ、リライトで大筋変えたらそれはもう別の作品だもんね

うさうさうさうさ

それね。ゴーストハントの方が面白かったとしても気になるわ悪霊シリーズ

マンガはともかく、
もう最初の『悪霊シリーズ』は
今や入手困難でネットオークションでは

プレミアがつく

とまで言われてます。


ゴーストハントまとめ

ゴーストハントの小説が怖い!感想ネタバレ!悪霊シリーズと違いが?4

マンガで一度読んでますけど、
小説で読むとまたちょっと

味わいが違う

というか、
マンガも大分前に読んだので、
感じ方が変わってるのかも
しれませんけど。

でも怖さは一緒

背後がちょっと怖くなるところが。
物語は完結してますが、
角川文庫はまだ途中で
個人的には

ゴーストハント5 鮮血の迷宮

が一番怖かったです。
終盤にたてつづけにおこる
ホラーシーンの連続は
本当に震えました。

怖いけど、
本当に面白いです。
書店で見かけた際は是非手に取ってみてください!

自信をもっておススメします!